5月30日 褒めるとおだてるは似ているようだが、全く違う

マラソンの監督の小出氏が亡くなったのは、記憶としてまだ新しいですが、そのことが新聞に載っておりました。
小出義男氏がマラソンにのめり込んだのは、小学校の担任から「お前はかけっこが早いなぁ。」
と褒められたことがきっかけだったそうです。
逝去直前までマラソン一筋の日々を歩んだ小出氏。
高橋尚子さんや有森裕子さんを始め、世界的なマラソンランナーを育てあげました。
その指導方針は褒めて伸ばす。
個性やタイプに合わせた練習内容を組み、褒めるタイミングに心を砕いたという。
例えば練習好きだった高橋尚子さんには、あえてハードなメニューを課した。
その中で、苦しそうな表情をした瞬間に、すかさず「いいフォームだよ」と声をかける。
すると笑顔が戻り、練習の質も向上していく。こうして無名だった彼女は才能を開花させ、世界一のランナーに育った。

褒めるとおだてるは似ているようだが全く違う。
褒めるは相手を知らなければできないからだ。
相手の努力や苦労を理解し、その心に寄り添いつつ的確に評価する。
褒める側の眼力や人間力も問われる。と。
私達仲人も、会員様をどれだけ知っているか考えなくてはいけないと思う。
会員様の努力や苦労を理解し、その心に寄り添いつつ的確にアドバイスする。
私達仲人の人間力も問われる。

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