マクサの会員証が届く
一般社団法人「結婚相談業サポート協会」から会員証が届きました。
毎年更新の手続きをするものです。
結婚相談所の昔は、友人知人からのご紹介で会員になる事が多かったようで、独身証明書や、年収証明書等々、ご本人の身上書を元にプロフィールを作成していたように聞いています。
知っている人だから、信頼している方のご紹介の方だからと、何の疑いもなくです。
所がいざふたを開けたら違っていたという事があったようで、結婚相談所は怪しい、いい加減な所と広く世間に知れ渡っていたようでした。
ニュースや報道番組を見て、騙された、パートナーがいるのに登録している、お子さんがいらっしゃることを後で知ったなど、結婚相談所に入るのが怖い、そんな時代もあったようでした。
当川崎生田相談室が開業したころは、個人を証明する複数の物を提出しなければ登録ができないといった、既にそのように形になっておりましたので、殆どの結婚相談所は守っておりましたが、個人情報保護法の観点から見た場合、まだまだ個人情報は守られていなかったと思います。
個人情報については何度も勉強会に参加しましたが、大変難しい問題もございました。
例えば、お子さんの結婚について、お子さんが登録することを知っていても親が代理で契約することはNG、入会後お子さんの婚活状況を、親が結婚相談所に聞いてきても、答えてはNG。
心情としては、親御さんがお子さんの婚活の状態を知りたい気持ちはわかりますし、心配をして聞きたい気持ちもわかります。
そこで登場したのが「結婚相談業サポート協会」です。
この機関は当時「経済産業省」が中心となって作りました。
会員様と相談所の橋渡しでもあるものなので、設立した年から当川崎生田相談室は結婚相談業サポート協会会員になっています。
また契約書に関しても、経済産業大臣が承認したもので、それまでは何度も何度も変更されたようでした。
結婚のお相手としてお相手の事をできるだけ知りたい気持ちがある反面、ご自身の事はなるべく知らせたくない、真剣交際になったら、成婚するようになったら話すといった気持ちになるのも理解できます。
個人情報保護法はいろいろ変更されてはいますが、難しい反面もあると感じています。