6月3日 結婚相談所や婚活パーティーが、ミドルやシニアで盛況だそうだ。

5月26日の読売新聞に掲載されていましたのでご紹介します。

結婚相談所や婚活パーティーが、ミドルやシニアで盛況だそうだ。
50歳まで結婚したことがない人の割合は長年「生涯未婚率」と言われてきたけれど、
その年を過ぎて伴侶を探す人はいる。
出会いを求める人たちに聞いた。
☆61歳の女性は、「定年をきっかけに、勇気を振り絞って婚活を始めました」と少し照れ臭そうに話した。
「そのうち、素敵な誰かが現れるだろうと。自信が持てなくて、自分からは男性にぶつかっていけませんでした。傷つくのが怖いあまり恋愛もできなかった」。
仕事に趣味に忙しくしているうちに40歳を過ぎ、1人で生きる覚悟を決めてマンションを買った。
友人の指に光る結婚指輪は眩しく見えたが、1人なら、美容と趣味に時間とお金を自由に使えた。
定年を迎えた昨年、母(90)が老人ホームに入居した。結婚について20年以上何も言わなかった母がポツリと言った。
「あなたが結婚したら安心して逝けるのに」。胸をつかれた。
母亡き後、最後まで1人と言う孤独には耐えられない。結婚の2文字が浮かんだ。
「受け身じゃダメだ」と結婚相談所に入会した。
35年ぶりのお見合いに胸が高鳴った。
☆また高校非常勤講師の男性64歳は4年前、25年間連れ添った妻に離婚を切り出された。
以前から価値観の違いは感じていたが、いきなり1人で暮らすことになったのはショックだった。
心の隙間を埋めようと婚活を始めた。
3ヶ月で結婚を宣言し、写真で気に入った女性に片っ端から申し込み、毎週土日にお見合いをした。
会って3回目にプロポーズをした相手もいたが、うまくいかなかった。
「少しペースを緩めてみませんか」と相談所に勧められ、今は50代の女性と週一回のデートを重ねている。
「僕の人生を傍で評価してくれる相棒がいたら、残りの人生をもっと楽しめると思います。
死ぬときはそんな相棒にそばにいて欲しいし、逆にその人が死ぬときにはそばにいてあげたい」。
☆50歳で離婚した女性(56歳)は、「切実に結婚したいと思っています」と話した。
29歳で恋愛結婚した当時は、女性が家庭に入るのは当たり前で、ずっと専業主婦だった。
価値観も違っていたが結局夫の酒癖が耐えられずに別れた。
結婚相談所に入会から8ヶ月で男性2人と交際した。
「将来の年金を調べてもらったら、月7万円ほどしかありませんでした。
介護の資格を取って働いていますが、高齢になっても働き続ける事は難しいと思います。1人息子に迷惑をかけたくない」。
若い頃のようにドキドキする事はないが、「男性に見られると思って、きれいな格好するのは楽しいです」と話した。
中高年の人口自体が増えているということもあってか、50歳以上で初めて結婚する人はじわじわ増加傾向にある。
2017年の人口動態統計によると、男性の初稿が5377人で1990年の5.5倍。
女性は2040人で、1.8倍、再婚は男女計33,594人で2倍になった。
シニアの場合、結婚したい理由や状況は様々。
今は退職しても20年30年は元気に過ごせる可能性があります。
婚活パーティーや結婚相談所入会の人は、15年前の5倍から10倍になったと言われております。
ゴールが必ずしも法律婚でないのがシニア婚活の特徴です。
事実婚や通い婚、週末婚等の希望をプロフィール欄に示して、相手を探すの人も増えているようです。
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以上ですが、当相談所にも同じようなケースのシニアの方が、第二の人生として登録していらっしゃいます。
当相談所の場合は、奥様に先立たれたケースが多いと思います。
また、親を介護しているうちに、婚期を逃してしまった方、熟年離婚の方もいらっしゃいます。
残念な話では、財産がたくさんあるが為に、親の再婚を望まないお子さんの反対にあうこともありました。
良いお手本としては、お子さんを交えて、しっかり話し合い、財産分与を明解にし、幸せな暮らしをしている方もいらっしゃいます。
教訓としては、親も子供にしっかり話し合うことが大切だと思います。
子供に話すのは照れ臭い面もありますが、これからの親の人生でもあり、親の財産なので、
こうしたいといった気持ちを子供にしっかり伝えたらよいと思います。
子供も、親の人生は、今までとは逆になってしまいますが、
そっと見守るくらいが良いと思います。
親も子も、幸せそうな顔が一番うれしいですものね。

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