☆☆きらきら通信☆☆ 2010・10・25
少々難しい話しになりますが、
今年の9月29日の読売新聞に、
民間企業の昨年1年間に得た平均給与は、
前年の23万円も減少していたことが
掲載されておりました。
300万円~400万円が最も多く
400万円以下は60%
昨年1年間に得た平均給与は405万9000円で、
前年を23万7000円(5・5%)下回り、
2年連続で減少していた事が、
国税庁の民間給与実態統計調査でわかったそうです。
1949年に統計を取り始めて以来
最大の減少となった前年の7万6000円(1・7%)減を
大きく上回り、89年当時の水準にまで落ち込んだようです。
男女別平均給与額は男性が499万7000円、
女性が263万1000円だそうで、
給与額別の分布を見ると、300万円超400万円以下が
815万人で最も多く、400万円以下の占める割合が
56・6%から60%に拡大したそうです。
いまや妻子を養える程の経済力を持つ男性は減少しており、
欧米のように、男性の経済力に依存せず、
二人で生活を築くように意識が変わるのでしょうか?
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久しぶりに数人の友人とお会いし、
お茶を頂きながら昔話に花が咲きました。
そんな中、ご主人様方の給与の話しになったとき、
今は給与も振り込み式になったので、有り難さが半減し、
感謝の気持ちが薄らいできたという話題になりました。
そんな中ある友人がとりわけ大きい声で話し出しました。
「私の前の夫は給与を持って来なかったので、
経済的にとても苦労をした。
給与を持ってくる夫にみんなは当たり前のようにしているよ、
確かに給与を持ってこない夫は普通ではないが、
そういう人も世の中にはいるんだという事を
忘れないで欲しいなー」と。
「確かに主婦だって大変な家事をし、
お給料に換算したら大変な額になるらしいけれど、
夫に感謝の気持ちを忘れてはいけない」と。
その友人は、今は再婚をし、給与を持ってくる夫に感謝をし、
明るい家庭を構築しておりますが、
前の家庭生活を知っている私は、
説得力のある話しと感心しました。