☆☆ きらきら通信 ☆☆ 2010.10.15
固定電話で話しをしていましたので、
私の携帯電話のベルが鳴ったものの、
電話にはでられませんでした。
すぐ折り返し連絡をしなければと受信者を見てびっくり、
成婚されて既に退会された元会員さんからで、
それこそ何年ぶりかの電話でした。
今頃どうしたのかしらと、胸騒ぎしました。
というのは?・・・・・
今から2年前になるでしょうか?
お見合い後順調な交際を経て、
二人はめでたく結婚する事になりました。
会員さんであった彼は結婚が決まり、
お礼の挨拶にいらして頂きましたが、
なぜか冴えない顔でこう話し始めました。
「結婚が決まり親は大変喜んで、結納がいつだの、
結婚式はどうするだの、住まいは何処に・・・等、
忙しい忙しいと駆け回っているのです。
でも私はこれでいいのかまだ迷っています。
仮にもし結婚相手の彼女から、
「この話はないことにして下さい」と、
言われても何とも思いません。
こんな気持で結婚して良いのでしょうか?」といった話しに、
私は頭を殴られたような気がしました。
彼は、「彼女はとても良い方で、親も絶賛している」
とも言っておりましたので、
私は「お見合い結婚は恋愛結婚と違う所はその辺にある」とか、
「感情が先でない分、冷静にお互いを見つめることが出来る」
などと話したように思います。
彼は「そうですか」と言って不安げに帰られた記憶だけは
はっきり覚えています。
そんな彼からの電話ですから、やっぱり無理だったのかしら?
喧嘩でもしたのかしら?と、悪いほうに悪いほうに考えながら、
電話をした所、「ただいま運転中で電話に出られません!」の
メッセージが流れていました。
仕方ないので、留守電に名前を言って待つことにしました。
しばらくしてから彼から電話が!
「栗橋さんお久しぶりです。○○です。お元気ですか?」と
明るい声に少し気持が落ち着きました。
そして「突然の電話で済みません、
私が運転中に子供が携帯電話をいじっていたのですが、
栗橋さんにかけたとは知りませんでした。
お陰様で子供も出来、幸せに暮らしています!!」と、
私は今までの気持が吹っ飛びました。
何と嬉しい言葉でしょうか!
「良かった良かった、恋愛結婚も良いけれど、
お見合い結婚はもっと良い!と叫びたい心境でした。