11月6日

自然界の生態から、人間は多くを学んでいます。
その例の1つは新幹線500系の開発です。
野鳥のふくろうの翼がヒントになったそうです。
開発者たちは時速350キロに挑むのですが、
試験走行では、トンネル突入時に発生する破裂音に
悩まされていたそうです。
原因の1つが、車両の屋根上にあるパンタグラフだったそうです。
ふくろうは、鳥の中で最も静かに飛ぶが、
それは翼の羽の先に突き出た、鋸歯状の羽毛のお陰だそうです。
その原理をパンタグラフに応用することで
騒音問題を解決したというお話でした。
どんなことでも、限界を破るには斬新な発想が必要です。
それは既存の考え方の枠組みではなく、
取るに足らない、あるいは全く関係ないと思っていた事物から、
得られることが多いものです。
物事からも学ぼうとする貪欲さ、謙虚さがあると思いました。
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