きらきら通信      H23・5・30

2日前に予定だった孫の運動会は、

雨のため今日に変更になりました。
ウィークデイにもかかわらず多くの父母、

祖父母が子供や孫の活躍ぶりを観に、

学校の運動場は、いっぱいの人で埋まっておりました。
体操やお遊戯は相変わらず昔と変わっておりませんが、

バックミュージックが、エグザイルの曲や、

最近のはやりの曲なので、年代の違いを感じました。

その中でも徒競走は、運動会の花といってもいいくらい、

大勢の歓声が上がります。私もその一人ですが、

孫を観るのに、出来るだけ人垣の前に行き(背が小さいので)、

ハンカチを用意して(一生懸命に走る姿に感動をするので)、

今か今かと走るのを待っております。

昔は走る順番は、背の順でしたが、今は運動会の前に走り、

そのタイムで同じような早さのメンバーたちで走ります。

孫は決して足は遅い方では無く、

リレー選手のいつも補欠選手に選ばれていましたが、

今回は、リレー選手の集まりの中での徒競走になったようです。

しかも練習の時はいつも7人中6位だったそうで、

1年生から5年生までずっと1位だった孫も、

今年は6位だとがっかりしていた様子でした。

私もまぁ元気で怪我もなく走ってくれたら、

順番は関係ないわと思っておりました。

そして運動会の徒競走が始まり、

「よーいドン!」の合図で走った孫はなんとフライングしてしまいました。

またスタートのやり直しです。

こちらも上位を諦めているとはいえドキドキです。

そして今度は綺麗にスタートしました。

私は、必死に走っている孫を追っているつもりですが、

こんなに一生懸命になった孫の顔を見たことがないくらい

必死に走っていた孫の顔が見えた時、

私はその姿に自分が涙目になっており、

順位が1位ではないこと、ビリでも無いことはわかっておりましたが、

肝心の順位は全くわかりませんでした。
後で孫に聞いたら2位だったそうで、それでも孫はやりきった満足顔でした。
孫はサッカーをしており、そのプライドもあったのでしょう、

絶対6位には終わりたくなかったと、母親には話していたようでした。

いつも甘えん坊で、のんびりやの孫ですが、

孫の一面をかいま見ることが出来ました。

それと同時に人間のいざというときの力は、

想像を超える働きがあると良く聞きますが、

それを実感した一日でした。本当に楽しかったです。

仲人のきらきら通信