8月15日

街で見かけるマンホールは、なぜ丸いのか。
ちゃんと理由があるそうです。
もし四角形だったら、対角線の長さが一辺の長さより長いため、
ちょっとふたをずらすと、重い鉄の塊が穴の中に落ちてしまう。
他にも、工事中にコロコロと転がしやすいなど、円の特徴が生かされています。
生活の至るところに円形は見つかりますが、どこまで正確な円になるかは、
円周率を何桁まで使うかによるそうです。
宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」には、
16桁の円周率がプログラムされたそうです。
仮に3桁の「3.14」だったら、軌道に15万キロの誤差が生じるそうです。
指輪の工房では3桁、砲丸の工場では10桁、
陸上競技場のトラックでは、5桁の円周率を使っているそうです。
小数点以下が、無限に続く。
円という有限のものが、円周率という無限を宿していることを、考えたら、不思議ですね。
(ある新聞に掲載されていた記事ですが、面白いので、ついブログに・・・・・)
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