2月12日  「真剣」と「誠実」で、技術はその次

毎朝楽しみにしている、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の舞台は
大阪から北海道へ移りました。
国産ウイスキー造りに挑むドラマは、ドキドキしながら見ています。
主人公のモデル、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏は、
北海道余市町に蒸留所を築くときに、1人の男性を迎え入れたそうです。
その方は、樽作り名人の小松崎藇四郎氏で、
ウイスキー製造に欠かせない洋樽作りを彼に託したそうです。
洋樽は、何枚もの板を合わせ、鉄の輪をかけて固定するのですが、
何度か再利用すると、木の収縮により「狂い」が生じるのだそうです。
でもこの名人の樽は何十年使っても狂いがなかった。
なぜ狂わなかったのでしょう。
私たちの想像を超えて、小松崎氏は、
「名人芸よりも仕事の堅いこと、精神の堅いことが必要」と。
今も洋樽作りは、ほとんどは手作業だそうですが、
後継者を育てる側に不可欠なのは、
「真剣」と「誠実」で、技術はその次だそうです。
私たちカウンセラーも、学ぶべきかと思いました。
会員様にはつい、お見合いの時のマナーや言葉に対して、
「スマートに」または「かっこよく」とアドバイスしがちですが、
実はもっと大事なこと、「真剣」と「誠実」に接することを、
お伝えしなければならないのかも知れません。
お見合いや交際の時の技術は、その次で良いかも!!
と、思いました。
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