12月26日   勝って憎まれているうちが花

先日亡くなった昭和の大横綱「北の海」は、憎らしいほど強かった。
あまりの強さに土俵では「負けろ!」のヤジがよく飛んだそうです。
力士はそれが嬉しかったと言う。
勝負の世界というのは、勝って憎まれているうちが花だと思う。
「負けろ!」と、声がかかることが、周囲の注目を浴び、
自分が強い存在である証拠なのだそうです。
やがて怪我で成績が落ち、「頑張れよ」と、
声をかけられるようになった晩年、逆に自分が情けなくなってしまったそうです。
高い理想を掲げる人生にとって、ねたまれ、悪く言われるのは、
むしろ自分が前進している証拠。
そう決めて困難を乗り越えていく勇気の心でありたいものです。
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