☆☆きらきら通信☆☆   H23・3・15

11日の日の私は、あるビルの6階にいましたが、
急にビル全体が底のほうからガタガタ音をたて揺れ始めましたので、
すぐ地震だと気づきました。
ただそれは今まで体験のしたことのない大きな揺れで、
人々の「キャー!!」という悲鳴があちこちから聞こえます。
こんな時はどうすることも出来ないもので、
私はただ近くの柱のようなものに捕まっているだけでした。
それと同時に陳列していたものがバシャンバシャンと棚から落ち、
天井からぶら下がっている蛍光灯が左右に大きく揺れ、
本当に怖くて怖くて声も出ませんでした。
頭が真っ白になり、血の気が引いていくのを感じながら、
近くにいらした店員さんの誘導で大勢の方と一緒に
非常口から外に出ましたが、外にいた方もただ呆然としているようでした。
自宅にいる家族の事が心配になり、携帯電話から連絡するのですが、
何回かけても通じません。私は運良く車で出かけていましたので、
急いで自宅に帰る事が出来ましたが、
地震直後は全ての電車が ストップし、
大変な混乱になっていたことをあとから知りました。
仕事帰りの方々がズーッと長蛇の列になって家路に向かう方、
泊まるところを探す方、職場に泊まる方、駅の構内に留まって
凌いでいる方など様々な様子がテレビを通して知る事になりました。
そして被災地の様子が次から次とテレビで放映されましたが、
現実とは思えないほどの大きな津波の状況を見ることになりました。
私のふるさとは被災地である宮城県仙台市ですが、
町全体をも飲み込んでしまうような衝撃の様子が
目に焼き付いて離れませんでした。
あれから数日経ったいまも、まだ状況が把握できないようです。
とてつもない大きな地震、大きな津波で、これからが大変かと思います。
被災者の方やご家族の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
仲人のきらきら通信